この記事でわかること
- 事業計画とKPIがつながらない理由
- KPIツリーの作り方(4ステップ)
- 予実管理を毎週回すコツ
事業計画とKPIがつながらない理由
- 計画が売上や利益の「結果」だけで、そこに至る行動の数字に分解されていない
- 部署や人によって、同じ言葉(例:「商談」)の定義が違う
- 見る数字が多すぎて、どれを動かせばよいかわからない
KPIツリーの作り方(4ステップ)
ステップ1:最終目標(KGI)を1つに決める
まず、いちばん上に置く目標を1つ決めます。月次の売上、月次の粗利、MRRなど、会社の今のフェーズで一番大事な数字です。
ステップ2:掛け算と足し算に分解する
目標を、それを生み出す要素に分けます。たとえば新規売上なら「受注件数×平均単価」、受注件数は「商談数×受注率」、商談数は「アポ数×実施率」というように、掛け算でつながる形にします。
ステップ3:行動の数字まで下ろす
いちばん下は、メンバーが毎日動かせる「行動の数字」にします。架電数、提案数、問い合わせへの返信時間などです。ここまで下ろすと、「何をすれば上の数字が動くか」が見えるようになります。
ステップ4:言葉の定義と担当者を決める
各数字の定義(何をもって1件と数えるか)と、その数字に責任を持つ担当者を決めます。ここを曖昧にすると、会議で数字の解釈の話に時間が取られます。
予実管理を毎週回すコツ
- 見る数字は5〜7個に絞る:ツリーの中から、今いちばん効く数字だけを定例で見ます。
- 週次で「計画との差」と「理由」と「次の打ち手」を必ずセットにする:数字の確認だけで終わらせないことが大事です。
- 月末の着地見込みを毎週出す:月末になってから未達に気づく状態をなくします。
- 打ち手は翌週に結果を確認する:決めたことが実行されたか、効いたかを翌週の定例で確認します。
| 定例の流れ(60分の例) | 時間 |
|---|---|
| 主要な数字の計画との差を確認 | 10分 |
| 差が大きい数字の理由を深掘り | 20分 |
| 次の打ち手と担当・期限を決める | 20分 |
| 前週に決めた打ち手の結果確認 | 10分 |
ポイント
KPIは「全部を管理する表」ではなく、「どこを動かせば目標に届くかを決めるための地図」です。表を作ることより、毎週の定例で打ち手が決まることを目的にしてください。
KPIは「全部を管理する表」ではなく、「どこを動かせば目標に届くかを決めるための地図」です。表を作ることより、毎週の定例で打ち手が決まることを目的にしてください。
よくある質問
Q. KPIはいくつくらい設定すればいいですか?
KPIツリー全体には多くの数字が入りますが、毎週の定例で追うのは5〜7個に絞るのがおすすめです。
Q. 予実管理はどのくらいの頻度で行うべきですか?
ベンチャーでは週次がおすすめです。月次だけだと、未達に気づくのが遅れ、打ち手が間に合わなくなります。
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